司法試験予備試験に合格するまでの道のり

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行政書士合格後、司法試験予備試験に挑戦するアラサー社会人のブログ

試験中に緊張で頭が真っ白になるのを防ぐ効果的な方法

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以前のわたしは、重要なテストの前になるとかなり緊張してしまったり、強い不安を感じていました。

 

どれくらい緊張していたかというと、1度目の予備試験受験時には緊張してまったく眠れず、一睡もしないまま受験しました。

 

2度目の予備試験受験時は処方してもらった睡眠薬を飲んだおかげで、なんとか眠ることができました。

 

さらに、1度目も2度目の予備試験受験時も、試験中はプレッシャーでパニックになり、頭が真っ白で問題を解くどころではありませんでした。

 

このままではいけないと思い、メンタルを強化するために色々な本を読み漁り、1年かけて自分なりにメンタルを鍛えていきました。

 

そのおかげで、3度目の受験時は睡眠薬なしでも眠ることができ、試験中も過度に緊張することはありませんでした。

 

もしかしたら、わたしと同じ様に、受験中にパニックになり、頭が真っ白になることを悩んでいる方がいるかもしれません。

 

そこで、試験中に緊張で頭が真っ白になるのを防ぐ効果的な方法をご紹介します。

 

わたしが実際に試してみて効果のあった方法を紹介するのでよかったら参考にしてみてください。

 

緊張で頭が真っ白になってしまう理由

 プレッシャーがかかって、過度に緊張してしまったり、強い不安を感じると「ワーキングメモリー」という脳の記憶装置がうまく働かなくなってしまいます。

 

緊張で頭が真っ白になってしまう原因は、ワーキングメモリーの機能低下によるものなのです。

 

ワーキングメモリーとは、情報を短時間覚えるために使われている記憶装置のことです。

 

たとえば、問題を解くために問題文の内容を一時的に記憶したり、人と会話をするとき、物事を考えるときなどにワーキングメモリーを使用します。

 

ワーキングメモリーは作業記憶と呼ばれたりもします。

 

試験問題を解くために必要な知識は長期記憶なのでプレッシャーがかっていても働きます。

 

ところが、短期記憶であるワーキングメモリーがプレッシャーで働かなくなると、問題文の内容を記憶することができなくなるので、問題を解くために必要な知識がいったい何なのか判断することができず、その結果長期記憶から必要な知識を取り出すことが難しくなってしまうのです。

 

 わたしが実際に試してみて効果のあった緊張で頭が真っ白になるのを防ぐ方法

緊張で頭が真っ白になるのを防ぐためには、

  • 過度に緊張したり、強い不安を感じたときに緊張や不安感をすぐに取り除く
  • プレッシャーがかかってもワーキングメモリーがダメージを受けないように鍛える

以上の2点が重要です。

 

 誰でも簡単にできる緊張や不安感をすぐに取り除く方法

 強い緊張感や不安感に打ち勝つためには、「不安に感じていることを書き出す」という方法が効果的です。

 

 実験の結果、プレッシャーのかかるテスト前に不安について書き出しを行ったグループの得点は上昇し、書き出しを行わなかったグループよりもよい結果を出すことができました。またこの方法は、テストに対して強く不安を感じる参加者に対してより効果がありました。

 この結果から、テスト前に不安感を書き出すという作業をするだけで、不安や緊張が弱まり、ワーキングメモリーをしっかりと働かせることができることがわかりました。

引用元:『実験心理学が見つけた 超効率的勉強法』、竹内龍人、2014年3月28日発行、株式会社誠文堂新光社

 

引用した書籍は、以前の記事「暗記が苦手な受験生におすすめの本「実験心理学が見つけた 超効率的勉強法」をレビューします」で紹介した本です。

 

効果的な暗記法以外にも、メンタルを鍛えて試験の成績をアップさせる方法なども書かれているので受験生にとって必見の内容となっています。

 

科学的に実証された方法だけを紹介しているので、かなり信頼できる一冊です。

 

誰でも簡単にできるワーキングメモリーを鍛える方法

 ワーキングメモリーを鍛えるには、「瞑想」をするのが効果的です。

 

「瞑想ってスピリチュアルな感じがして、なんだか怪しい」と感じる人もいるかもしれませんが、瞑想の効果は科学的に証明されているので安心してください。

 

瞑想は誰でも簡単にできる上にたくさんのメリットをもたらすので、グーグルをはじめとする様々な企業で取り入れられていることは有名ですね。

 

48名の男女に1日45分間のマインドフルネス瞑想トレーニングを2週間続けるという実験を行いました。

(中略)
45分のマインドフルネス瞑想トレーニングをすると短期記憶の能力が向上しワーキングメモリーの能力が向上し、文章の理解力や集中力も高まることがわかっています。

引用元:20分で集中力を1.5倍にする方法|Mentalist DaiGo Official Blog

 

瞑想は最初から20分も行うとけっこうキツいので、まずは1日5分からはじめてみるのがオススメです。

 

慣れてきたら、10分、15分、20分と瞑想の時間をだんだんと長くしていきましょう。

 

わたしの場合は、1日15分の瞑想を2ヶ月ほど続けたら効果がありました。

 

瞑想をするようになって以降、人前に出ても過度に緊張することや不安を感じることがほとんどなくなったので、少し自分に自信をもてるようになりました。

  

 

 

 まとめ

もし試験中に緊張で頭が真っ白になったら、問題用紙の余白の部分にでも自分が緊張していることを書き出してみてください

 

1日5分でもいいのでワーキングメモリーを鍛えるためにも毎日瞑想をするようにしましょう。

 

それではまた。

 


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