iPhoneに画面上の文字を読み上げてもらう方法
前回の記事で、「iPhoneやiPadには電子書籍の文章をSiriが読み上げてくれる機能」があると紹介しました。
もしかするとその設定方法がわからない方がいるかもしれないので、この記事では、①iPhone(iPadでも可)に画面上の文字を読み上げてもらうための設定方法と②その機能の使い方を解説したいと思います。
1. iPhoneに画面上の文字を読み上げてもらうための設定方法
まず、iPhoneの「設定」アプリを開いて、「アクセシビリティ」→「読み上げコンテンツ」と進んでください。
つぎに、「読み上げコンテンツ」にある「画面の読み上げ」をオンにします(右にあるスイッチが緑色になったらオンです)。
設定は以上で終わりです。
2. iPhoneに画面上の文字を読み上げてもらう機能の使い方
読み上げてほしい画面を表示して、「画面上部を指2本で下にスワイプ」してください。
そうすれば、iPhoneが画面上の文字を読み上げてくれます。
使い方は以上です。
試しに今この画面の上部を指2本で下にスワイプしてみてください。
あなたが今見ているこの記事をiPhoneが読み上げてくれると思います。
※音声が流れるので、自宅以外にいる場合はイヤホンを装着してから行ってください。
なお、ios13にアップデートして以降、iPhoneの挙動が不安定になったという人が多いです。
なので、上記の方法で読み上げ機能が作動しなかった場合、1度iPhoneを再起動してから再度上記の方法を試してみてください。
iPhoneを再起動する方法は、「電源ボタン」を長押し→「スライドで電源オフ」を右にスワイプ→画面が真っ暗になった後再度「電源ボタン」を長押しです。
iPhoneでなんちゃってオーディブル
以上の機能を活用してあなたの持っている電子書籍を読み上げてもらえば、なんちゃってオーディブルの完成です(笑)
オーディブルのようにすべての文字を完璧に読み上げてくれるわけではないですし、一部の電子書籍は読み上げ不可なところが「なんちゃって」の所以です。
iPhoneが画面上の文字を読み上げている間は画面をオフにしてもそのまま読み上げ続けてくれます。
そのおかげでバッテリーもあまり減らないので、この機能をどんどん活用しちゃいましょう。
わたしはhontoで購入した司法試験の基本書や小説、ビジネス書などをいつもiPhoneに読み上げてもらっています。
流暢に読み上げてはくれませんが、1度読み終えた本を読み上げてもらうようにしているので、個人的にはその点は問題ありません。
iPhoneに画面上の文字を読み上げてもらうための設定方法とその機能の使い方の解説は以上になります。
それではまた。
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スマホとタブレットを使って勉強してみて感じたメリットとデメリット
スタバとかで勉強をしていると最近ではパソコンやスマホ、タブレットを活用して勉強している人をけっこう見かけますね。
わたしも辰巳のアプリで短答を、論文はApple Pencilを使ってiPadに書き込んだりしています。
ただ、スマホやタブレットのおかげで勉強が捗るのはいいんですが、やはり何事もメリットがあればデメリットもありますね。
スマホなどを使って勉強してみて感じた3つのデメリット
1. 眼精疲労がつらい
わたしが実感した1番のデメリットは「眼精疲労」です。
わたしの場合、仕事で毎日パソコンを使っている上に、スマホなどで講義を観たり、参考書を読んだり、過去問を解いたりするのでかなり目を酷使していると思います。
そのため、2時間ぐらいで休憩をいれないと眼精疲労で頭が痛くなることがあります。
わたしの場合、眼精疲労からくる頭痛はイブなどの鎮痛剤を飲んでも治らないので、頭痛が発症してしまうとその日は勉強ができなくなってしまいます。
なので、眼精疲労にならないようにけっこう気を使っています。
わたしは集中してしまうと2、3時間は平気で勉強を続けてしまうので、今はこまめに休憩を入れるようにしています。
2. 眼精疲労対策にお金がかかる
眼精疲労に効果のある目薬と「めぐリズム」を購入しているので、眼精疲労対策費として毎月3000〜4500円ぐらいかかっています。
この目薬は眼精疲労に効くとTwitterでの評判がすごくよかったので購入したのですが本当に目が疲れにくくなったのでびっくりしました。
値段以外はお気に入りの目薬です。
あと、寝るときは毎日「めぐリズム」を使っているのですが、眼精疲労にものすごく効果があるのでかなりおすすめです。
ラベンダーの香りがするやつを使っているおかげなのか、寝つきの悪さも改善されました。
昔、お笑い芸人の千原ジュニアさんがめぐリズムを大絶賛していた理由が実際に使ってみてわかりました(^o^)
3. バッテリーが切れると使えない
これもスマホなどを使って勉強をする際のデメリットですよね。
わたしはモバイルバッテリーを常に持ち歩くようになったのであまりデメリットだとは感じませんが。
自宅でスマホなどを充電するとき、「Anker PowerCore Fusion 5000」のようなコンセント一体型のモバイルバッテリーを使用することでモバイルバッテリーの充電し忘れを防げるのでおすすめです。
以上が個人的に感じたデメリットになります。
スマホなどを使って勉強してみて感じた3つのメリット
1. 荷物が減る
外出先で短答の過去問を勉強する場合、以前のわたしは、辰巳の肢別本8冊の中からその日に勉強する予定の3冊を選んで持っていってました。
できれば全冊持っていきたかったのですが、さすがに全冊は重いので無理でした。
けど今はスマホのアプリのおかげで短答の過去問を全教科持ち歩けています。
本を数冊持ち歩くとなると重いですし、かさばりますから受験生にとってほんとスマホは神です。
スマホのおかげで持ち歩くときの荷物をかなり減らすことができました。
2. いつでもどこでも勉強ができる
通勤中はもちろん、人と待ち合わせをしているときなどのちょっとした時間にもすぐに短答の過去問を解いたり、電子書籍版の基本書を読んだりすることができます。
寝る前に解いた過去問を翌日の通勤中に復習したりできるので受験勉強が捗ります。
「そういえばあの条文の定義ってなんだっけ?」と思ったときにすぐに調べると記憶の定着率が上がるそうなので、記憶力の悪いわたしにとっては「いつでもどこでも勉強できる」というのはかなりのメリットです。
他にも、スマホで問題を解きながら、タブレットで基本書を参照するといった使い方もできる点も魅力的だと思います。
3. 基本書などの文章を読み上げてくれる
Androidスマホでもできるかはわかりませんが、iPhoneやiPadには電子書籍の文章をSiriが読み上げてくれる機能があります(※読み上げ不可の電子書籍もあり)。
目を休めたいときや寝る前、通勤中などにSiriに基本書を読んでもらえるのって地味に便利ですよ。
たまに文字を読んでいても頭に入ってこないときがあるのですが、そんなときはわたしの代わりにSiriに音読してもらっています(^^)
Siriは画面に表示した文章を読んでくれるので、自分の書いた論文なども読み上げさせることも可能です。
あなたがもしiPhoneやiPadを使っているのなら、1度この機能を使ってみてください。
きっと感動すると思います。
以上が個人的に感じたメリットです。
まとめ
スマホなどを使って勉強してみて感じたデメリット
スマホなどを使って勉強してみて感じたメリット
- 荷物が減る
- いつでもどこでも勉強ができる
- 基本書などの文章を読み上げてくれる
以上が、スマホとタブレットを使って勉強してみて感じたメリットとデメリットです。
個人的には、デメリットよりもメリットの方が上回っているので今後もスマホなどを活用して勉強をしていきたいと思っています。
それではまた。
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手軽にできる勉強のやる気スイッチを入れる方法
学校や職場から帰ってきた後、いざ勉強をはじめようと思っても全然やる気が出ないときってありますよね。
昔のわたしはやる気が出るまでスマホをいじってSNSを見たり、You Tubeを観たりしていました。
しかし、そんなことをしててもやる気って出ませんよね。
むしろ、時間だけが過ぎ去って、「今日はもう眠いから明日頑張ろう」となるのがオチです。
そんなわたしが、今では毎日試験勉強を続けることができています。
「のうだま1 やる気の秘密」に書かれていることを実践したおかげです。
「最近、勉強のやる気が出ないなー」と思ったら、この本に書かれていることを活用してなんとか頑張っています。
本記事では、わたしが普段行っている「手軽にできる勉強のやる気スイッチを入れる方法」を紹介します。
やる気スイッチは自分から迎えに行く
昔のわたしの様に、「やる気が出たら勉強をはじめよう」と思っている方もいると思います。
しかし、やる気は待っていても出てくることはありません。
東京大学薬学部教授の「池谷裕二」さんも、「いつまで待ってたって脳の中から『やる気』は出てきませんよ」と「のうだま1 やる気の秘密」の中でおっしゃっています。
待っていてもやる気は来てくれないので、こちらから迎えに行ってあげましょう。
やる気スイッチは自分で入れるしかないのですから。
やる気スイッチを自分で入れるための方法
やる気をスイッチを入れるためには脳にある「淡蒼球(たんそうきゅう)」を活性化させる必要があります。
しかし、淡蒼球を自分の意志で動かすことはできません。
自分の意志で淡蒼球を動かすことができないということは、やる気スイッチを自分で入れることはできないのでは? と思いますよね。
でも安心してください。淡蒼球を動かすための方法があるんです。
淡蒼球を動かすための方法は以下の4つです。
- カラダを動かす
- いつもと違うことをする
- ごほうびを与える
- なりきる
4つのスイッチのうち1つ入れば淡蒼球もつられて動き出す。するとやる気がどんどん出てくるんです。(句点筆者)
淡蒼球を動かすための4つの方法の中で、今すぐ手軽にできる方法は「カラダを動かす」ことです。
ですので、淡蒼球を動かすためにも、やる気がなくてもとりあえず机に座って、問題文を読んだり、問題を解いてみたりしましょう。
これらの行為をやり始めると、淡蒼球が動き出し、だんだんとやる気が出てきますよ。
とはいえ、これらの行為をすれば絶対にやる気が出るというわけではありませんが、わたしの経験上90%の確率でやる気が出てくるので、受験生にはおすすめの方法です。
まとめ
以上をまとめると、手軽にできる勉強のやる気スイッチを入れる方法は「とりあえず勉強をやり始めてみる」です。
騙されたと思って1度試してみてください。
この記事を読んだら、スマホを置いて、参考書や問題集をひらいて勉強を始めてみてください。
きっとあなたもやる気スイッチを入れることができますから。
それではまた。
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試験中に緊張で頭が真っ白になるのを防ぐ効果的な方法
以前のわたしは、重要なテストの前になるとかなり緊張してしまったり、強い不安を感じていました。
どれくらい緊張していたかというと、1度目の予備試験受験時には緊張してまったく眠れず、一睡もしないまま受験しました。
2度目の予備試験受験時は処方してもらった睡眠薬を飲んだおかげで、なんとか眠ることができました。
さらに、1度目も2度目の予備試験受験時も、試験中はプレッシャーでパニックになり、頭が真っ白で問題を解くどころではありませんでした。
このままではいけないと思い、メンタルを強化するために色々な本を読み漁り、1年かけて自分なりにメンタルを鍛えていきました。
そのおかげで、3度目の受験時は睡眠薬なしでも眠ることができ、試験中も過度に緊張することはありませんでした。
もしかしたら、わたしと同じ様に、受験中にパニックになり、頭が真っ白になることを悩んでいる方がいるかもしれません。
そこで、試験中に緊張で頭が真っ白になるのを防ぐ効果的な方法をご紹介します。
わたしが実際に試してみて効果のあった方法を紹介するのでよかったら参考にしてみてください。
緊張で頭が真っ白になってしまう理由
プレッシャーがかかって、過度に緊張してしまったり、強い不安を感じると「ワーキングメモリー」という脳の記憶装置がうまく働かなくなってしまいます。
緊張で頭が真っ白になってしまう原因は、ワーキングメモリーの機能低下によるものなのです。
ワーキングメモリーとは、情報を短時間覚えるために使われている記憶装置のことです。
たとえば、問題を解くために問題文の内容を一時的に記憶したり、人と会話をするとき、物事を考えるときなどにワーキングメモリーを使用します。
ワーキングメモリーは作業記憶と呼ばれたりもします。
試験問題を解くために必要な知識は長期記憶なのでプレッシャーがかっていても働きます。
ところが、短期記憶であるワーキングメモリーがプレッシャーで働かなくなると、問題文の内容を記憶することができなくなるので、問題を解くために必要な知識がいったい何なのか判断することができず、その結果長期記憶から必要な知識を取り出すことが難しくなってしまうのです。
わたしが実際に試してみて効果のあった緊張で頭が真っ白になるのを防ぐ方法
緊張で頭が真っ白になるのを防ぐためには、
- 過度に緊張したり、強い不安を感じたときに緊張や不安感をすぐに取り除く
- プレッシャーがかかってもワーキングメモリーがダメージを受けないように鍛える
以上の2点が重要です。
誰でも簡単にできる緊張や不安感をすぐに取り除く方法
強い緊張感や不安感に打ち勝つためには、「不安に感じていることを書き出す」という方法が効果的です。
実験の結果、プレッシャーのかかるテスト前に不安について書き出しを行ったグループの得点は上昇し、書き出しを行わなかったグループよりもよい結果を出すことができました。またこの方法は、テストに対して強く不安を感じる参加者に対してより効果がありました。
この結果から、テスト前に不安感を書き出すという作業をするだけで、不安や緊張が弱まり、ワーキングメモリーをしっかりと働かせることができることがわかりました。
引用元:『実験心理学が見つけた 超効率的勉強法』、竹内龍人、2014年3月28日発行、株式会社誠文堂新光社
引用した書籍は、以前の記事「暗記が苦手な受験生におすすめの本「実験心理学が見つけた 超効率的勉強法」をレビューします」で紹介した本です。
効果的な暗記法以外にも、メンタルを鍛えて試験の成績をアップさせる方法なども書かれているので受験生にとって必見の内容となっています。
科学的に実証された方法だけを紹介しているので、かなり信頼できる一冊です。
誰でも簡単にできるワーキングメモリーを鍛える方法
ワーキングメモリーを鍛えるには、「瞑想」をするのが効果的です。
「瞑想ってスピリチュアルな感じがして、なんだか怪しい」と感じる人もいるかもしれませんが、瞑想の効果は科学的に証明されているので安心してください。
瞑想は誰でも簡単にできる上にたくさんのメリットをもたらすので、グーグルをはじめとする様々な企業で取り入れられていることは有名ですね。
48名の男女に1日45分間のマインドフルネス瞑想トレーニングを2週間続けるという実験を行いました。
(中略)
45分のマインドフルネス瞑想トレーニングをすると短期記憶の能力が向上しワーキングメモリーの能力が向上し、文章の理解力や集中力も高まることがわかっています。
瞑想は最初から20分も行うとけっこうキツいので、まずは1日5分からはじめてみるのがオススメです。
慣れてきたら、10分、15分、20分と瞑想の時間をだんだんと長くしていきましょう。
わたしの場合は、1日15分の瞑想を2ヶ月ほど続けたら効果がありました。
瞑想をするようになって以降、人前に出ても過度に緊張することや不安を感じることがほとんどなくなったので、少し自分に自信をもてるようになりました。
まとめ
もし試験中に緊張で頭が真っ白になったら、問題用紙の余白の部分にでも自分が緊張していることを書き出してみてください。
1日5分でもいいのでワーキングメモリーを鍛えるためにも毎日瞑想をするようにしましょう。
それではまた。
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文章を書くのが苦手な人向け!頭で考えていることを文章に変換する方法が学べる本を紹介します!
日常で文章を書く機会ってけっこう多いですよね。
たとえば、学生だと作文やレポートを書いたり、社会人だと報告書や企画書を書かなければなりません。
わたしは昔から文章を書くのが苦手でした。
頭の中で考えていることを文章で表現しようとしても、思うように表現することができないんです。
口頭では相手に伝えられるのに、文章だと過不足なく伝えることが難しいんですよね…。
「話せるのに書けない」、これは文章を書くことが苦手な人あるあるだと思います。
文章を書くのは苦手ですが、仕事で文章を書く機会は多いですし、予備試験に合格するためには論文試験を突破しなければなりません。
文章を書くのが苦手なままでは非常にまずいので、どうにかして文章に対する苦手意識を払拭する必要があります。
そこで、わたしは文章力を上達させてくれそうな本を色々と読みました。
何十冊も読んだ中から、文章を書くことに対する苦手意識を払拭してくれるのに1番役に立った本を1冊ご紹介します。
その本とは、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」です。
この本のおかげで、文章を書くことに対する苦手意識がだいぶ改善されました。
この本によると、「われわれが文章を書く上でぶつかる諸問題は、ほとんどが次の2点に集約される」とのこと。
- 文章を書こうとすると、固まってしまう
- 自分の気持をうまく文章にすることができない
この本には上記の2つを解決するための具体的な方法が書かれています。
ですので、文章を書くのが苦手な方で、いずれかに当てはまるという人は一読する価値ありです。
わたしの場合、上記2に当てはまっていたのですが、今ではだいぶ改善することができました。
「20歳の自分に受けさせたい文章講義」 の簡単な紹介
文章を書こうとするとき、色々なことが頭の中に浮かんできますよね?
それらをうまくまとめて言語化したいのに、思うように表現することができない。
この思うように表現することができないもどかしさをこの本では「ぐるぐる」と呼んでいます。
そして、この「ぐるぐる」を「翻訳」することこそ文章を書くことなのだと著者は述べています。
どうすれば自分の"感じ"や"思い"を、文章として正しくアウトプットできるのか?
ぼくの結論はシンプルだ。書くことをやめて"翻訳"するのである。
文章とは、つらつらと書くものではない。
頭の中の「ぐるぐる」を、伝わる言葉に、"翻訳"したものが文章なのである。
以上は「20歳の自分に受けさせたい文章講義」より抜粋したものです。
本書では、「ぐるぐる」を「翻訳」するための方法のほかに、論理的な文章を書くための方法や文章構成をする方法も解説してくれているので、文書を書くのが苦手なわたしにとっては至れり尽くせりでした。
わたしは社内文書や予備試験などの論文を書くときに、この本で紹介している
①主張
②理由
③反論
④再反論
⑤事実
⑥結論
という型を使っています。
自分で文章構成を考えなくても、この型に当てはめて書いていけばそれなりの文章になるのでとても重宝しています。
文章を書くのが苦手な人はぜひ上記の型を丸パクリして文章を書いてみてください。
パクりはじめの頃はなかなか筆が進まないかもしれませんが、だんだん慣れてくるとスラスラと文章が書けるようになりますよ。
それではまた。
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法律書を安く買う方法を教えてもらったのでシェアします
法律書ってけっこうなお値段しますよね。
基本書だけでなく、試験勉強に役立ちそうな本なども購入していくと、総額を計算するのが嫌になるくらい出費がかさみます。
受験生なので、試験に役立つ本を買うことは必要なことですが、わたしには色々と物欲があります。
洋服を買ったり、友人と外食を楽しむことにもお金をかけたいのです。
そのため、なるべくなら司法試験関連の書籍は安く購入したいと考えています。
そこで節約上手な友人に相談したところ、「そういう書籍はメルカリで安く買えるよ」と教えてもらいました。
メルカリって司法試験の本も売ってるんですね。わたしはそのとき初めて知りました。
その場で友人に手伝ってもらい、3分ほどで無事にメルカリの登録を済ませた後、実際にメルカリで色々と司法試験関連の書籍を検索してみました。
すると、本当に司法試験関連の書籍が売られていました。
有名な基本書はもちろんのこと、有名な問題集(例えば、辰巳の肢別本など)なんかも普通に売られています。
司法試験関連の書籍がこんなにたくさん出品されているということは、司法試験や予備試験の受験生ってけっこうメルカリを利用しているのかしら?
もしかして司法試験・予備試験の受験生でメルカリを活用していないのってわたしだけですか?違いますよね?違うことを願ってます。
そんなことを思いながらもメルカリで商品を検索していると、前から欲しかった「法を学ぶ人のための文章作法」という本を見つけました。
この本は、「刑法事例演習教材」や「講義刑法学」でおなじみの井田良先生の著書なので知っている方も多いと思います。
この本は、新品で2090円、わたしが調べた時のAmazonでの中古最安値が1500円でした。
ところが、メルカリでは700円でこの本が売られていました。
本の状態が未使用に近いものだったこともあり、即買いしました。
メルカリ登録時に友人の招待コードを入力して300ポイントもらっていたので、400円で購入することができました。
おかげで1100円も節約することができました。
メルカリってすごいですね。
メルカリで地味に便利だなと思ったのが商品代金の支払い方法です。
クレジットカードを登録しなくてもコンビニで商品の代金を支払うことができるんです。
ネットショッピングをするときになるべくクレジットカードの番号を入力したくないわたしにとっては色々な支払い方法が選べるのはありがたかったです。
わたしのような中古品を買うことに抵抗のない人は、メルカリで法律書を安く購入できるのでおすすめですよ。
なお、前述した300ポイントをもらうためにはメルカリの利用者から招待コードを教えてもらう必要があります。
招待コードを入力すれば、あなたと紹介した人の両方が300ポイントもらえるので、メルカリ利用者も喜んで招待コードを教えてくれると思います。
ですので、招待コードは忘れずに入力してくださいね。
友人いわく、案外メルカリを利用している人は多いとのことなので、あなたの周りにメルカリ利用者がいないか探してみてはいかがでしょうか。
いちいち探すのが面倒くさいという方のために、わたしの招待コード「ECWDCQ」を載せておきますね。
もしよければ使ってください。
それではまた。
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暗記が苦手な受験生におすすめの本「実験心理学が見つけた 超効率的勉強法」をレビューします
30歳を過ぎてから、だんだんと暗記力が落ちていっているのを自覚しています。
わたしの場合、前日に勉強した内容を暗記できていないと、「昨日あれだけ勉強したのにな…」と勉強に対するモチベーションが下がってしまうんです。
こうしてどんどんモチベーションが下がっていくと、仕事で疲れている日なんかは机に向かう気力がまったく湧いてきません。
そんなとき、「わたし以外の社会人受験生は今頃勉強を頑張っているんだからわたしも頑張らないと!」と言い聞かせるのですが、体はまったく勉強モードに入らず…。
「暗記ができない=モチベーションの低下」ということは、「暗記ができる=モチベーションを維持することができる」ということなのではないかという安易な考えから、わたしは暗記法の本を10冊ぐらい読み漁りました。
そこで見つけたのが本記事でレビューする「実験心理学が見つけた 超効率的勉強法」という本です。
この本の魅力は、
- 効率的に試験で高得点を取る方法(効率のよい暗記法)を紹介していること
- 心理学実験で実証された事柄のみを掲載していること
以上の2点です。
以下では、上記2点について詳しくレビューしていきます。
1. 「実験心理学が見つけた 超効率的勉強法」を読むと、効率的に試験で高得点を取る方法(効率のよい暗記法)が学べる
人間の脳の仕組み上、物事を記憶するためには何度も繰り返し覚える必要があります。
人間の脳は何度もインプットされる情報は「大事な情報」だと認識するので、脳に大事な情報だと認識してもらうためにも、1度の勉強で覚えられなかったことは何度も繰り返しインプットする必要があるのです。
しかし、ここで疑問が生じます。
「繰り返しとは一体どのくらいの頻度のことをいうのか?」と。
ところで、「エビングハウスの忘却曲線」という理論のをご存知ですか?
暗記ができなくて悩んでいたり、効果的な暗記法をネットで検索したことがある方なら1度は見たことがある理論なのではないでしょうか。
この理論にしたがって効果的に暗記するために、勉強をした日の寝る前に再度その日覚えたことを復習をするという勉強法を実践している方もいると思います。
しかし、「その日のうちに復習をする」という勉強法は、アメリカの研究グループが2008年に発表した実際の実験によると間違いであることがわかったのです。
この実験では、歴史的な事実を覚える学習(全部で32問)をした後しばらくしてから復習を行ったとき、どれくらい学習内容を覚えているかということをテストしました。
その結果、「学習後にすぐ復習を行ったグループは最も学習の効果がなかった」ということがわかったのです。
その他にもこの実験では、ある程度適切な時間間隔を空けてから復習を行った方がテストの成績が向上することがわかりました。
この実験結果を踏まえて、「テストの得点が1番高くなるベストな復習のタイミングはいつなのか?」ということが解説されています。
わたしのような社会人の受験生は試験勉強に当てられる時間には限りがあります。
そのため、「どのタイミングで復習をするのがもっとも効果的なのか」ということを知るのはとても重要なことです。
この本を読めば、試験本番の日から逆算してもっとも効果的な復習の計画を立てられるようになります。
これまで自己流で、または科学的な根拠なく復習の計画を立てていた社会人受験生の方は、ぜひこの本を読んで本当に効果のある学習計画を立ててみてはいかがでしょうか。
2. 「実験心理学が見つけた 超効率的勉強法」では心理学実験で実証された事柄のみを掲載しているので、「実際に効果のある暗記法」を知ることができる
暗記をするために「暗記カード」を作成したことがある方は多いのではないでしょうか。
暗記カードの使い方って人それぞれですよね。
予備校などで暗記カードを使用している人たちを見ると、十人十色な使い方をしているので見ていて面白いし、参考になります。
ただ、暗記カードを効果的に使いこなしているのはごく一部の人たちだけです。
実は暗記カードにも実験で実証された効果的な使い方があるんです。
この本には、実験結果を踏まえた効果的な暗記カードの使い方も解説されています。
暗記カードが好きな方は一読してみることをおすすめします。
その他にも、「読むだけの復習とテスト形式の復習とでは、どちらの方が効果的か?」ということや「テストをしたあと、どのように答え合わせをするかにより、最終テストでの得点が変わる」ということも知ることができます。
わたしは問題を解いたらすぐに答え合わせをしていたのですが、この本を読んだ後からはすぐに答え合わせをするのを辞めました。
どうせ同じことをするなら、効果が実証されている方法で行いたいですからね。
個人的には、法律を勉強する上で役に立ったのが「系列位置効果」を踏まえた勉強法です。
「学習の順番がテストの成績にどのような影響を及ぼすのか?」ということが理解できたので、今では学習する順番にもこだわるようにしています。
おかげさまで、宅建は2ヶ月、行政書士は6ヶ月の勉強期間で合格することができました。
以上が、「実験心理学が見つけた 超効率的勉強法」の魅力についてのレビューになります。
あまり試験勉強をする時間がとれない社会人受験生の方は必読の本だと思います。
この本には、試験のときに緊張で頭が真っ白になってしまったときの対処法なども書かれているので受験生なら持っておいて損はない一冊ですよ。
ただ、この本を置いている書店は少ないので、なるべく大きな本屋で探してみてください。
それではまた。
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礼和1年11月9日 策定
宅建または行政書士の受験生で「民法」が苦手な方におすすめの本
宅建や行政書士の受験生の方たちと話していると、「民法が苦手」という方が多いように感じます。
わたしも民法が苦手でした。
なぜ苦手だったのかというと、
- 使用していた問題集の難易度が高すぎて挫折した
- 基本書や問題集に書かれている解説がむずかしくて理解できない
以上の理由です。
ところが、ある日、偶然立ち寄った本屋で見つけた「公務員試験 新スーパー過去問ゼミ 民法Ⅰ、Ⅱ」という問題集のおかげで民法が得意になりました。
この問題集は上記2点を解消してくれていたので、この問題集で問題演習を3周した後には民法が得意科目になっていました。
おかげさまで、宅建および行政書士試験の民法では9割正解することができましたし、令和元年の司法試験予備試験の短答式試験の民法では満点を取ることができました。
ですので、わたしと同じ理由で民法が苦手な宅建、行政書士受験生の方は1度この本で問題演習をしてみてはいかがでしょうか。
以下では、この問題集のどういうところがおすすめなのかということを解説していきます。
「公務員試験 新スーパー過去問ゼミ 民法Ⅰ、Ⅱ」のおすすめポイント
この本のおすすめポイントは2つあります。
- 学習の習熟度に合わせた問題を解くことができる
- 解説が初学者にもわかりやすい
では、順に解説していきます。
1. 学習の習熟度に合わせた問題を解くことができる
民法が苦手な方が問題を解けるようになるためには、まずは基本レベルの問題を完璧に解けるようになる必要があります。
基本レベルの問題が完璧に解けたら、次は応用レベルというふうに順に理解していくことが大切です。
この本では出題されている問題が、①必修問題と②実戦問題とに分かれており、②実戦問題はさらに、基本レベル、応用レベル、難問レベルと3つに分かれています。
以上のように問題のレベルが細かく分かれているため、自らの学習の習熟度に合った問題を解いていくことができるのです。
わたしの場合、自らのレベルに合った問題を解いていくことで、だんだんと民法に対する苦手意識もなくなっていきました。
解ける問題を少しずつ増やしていったことが自信につながったんだと思います。
ですので、初学者の方もまずはこの本の必修問題と実戦問題の基本レベルの問題だけを解いていくことで少しずつ解ける問題を増やしていきましょう。
解ける問題が増えていけばいくほど、民法に対する苦手意識がなくなっていくと思います。
2. 解説が初学者にもわかりやすい
わたしは記憶力が悪いので、問題の答えを暗記するためには解説をきちんと理解していないと覚えられませんでした。
しかし、司法試験や予備試験の過去問集ってある程度の実力がある人向けなのか、初学者だったわたしには解説を読んでもよくわからないことが多々ありました。
解説を読んでわかった問題は3割ぐらいだっと思います。
解説を読んでもよくわからない問題が7割もあるので、過去問を解いていても理解が進まず、理解ができないから記憶することもできないという状態に陥ってしまいました。
「公務員試験 新スーパー過去問ゼミ 民法Ⅰ、Ⅱ」は解説をが非常にわかりやすいので、この問題集の解説のおかげでだんだんと民法の理解度が深まりました。
以下は、「公務員試験 新スーパー過去問ゼミ4 民法1一総則・物権・担保物権」のAmazonレビューです。
- 行政書士試験対策にも評判が良かったので購入。
噂に違わぬ良書。
問題集で数をこなす前に、先にこちらで一問一問ガッツリインプットすれば良かった。
学習時によくある、なんでそういう判決や決まりになってるのかという疑問を、ここぞとばかりに説明してくれてます。 -
解説が身近なものに例えて説明してくれるのが良かった。
解説の量は多いので、読むのが大変だとは思うが、繰り返せば繰り返すほど理解が深まる感があった。民法は、根底にある考え方を理解できれば覚える量は少なくて済むと思う。
それを理解するに、導入本(TACの郷原先生の実況中継がオススメ)でしっかり基礎を固めるのが良い。
ただ、概念を理解しても、民法の専門用語の意味が分からないと導入本の知識を活かせない。
スー過去は導入本の事項を「点に結び付ける」のと、「知識の補足」に最適だった。
導入本→スー過去で民法対策は万全。
これら以外にも、「解説がわかりやすい」といったレビューがありました。
ですので、解説のわかりやすい民法の問題集を探している方にもおすすめです。
以上が、「公務員試験 新スーパー過去問ゼミ 民法Ⅰ、Ⅱ」のおすすめポイントの解説になります。
この問題集を活用して、ぜひあなたも民法を得意科目にしてくださいね。
1時間で1周できるくらいのレベルになれば、宅建や行政書士試験の民法で8割は取れるようになりますよ。
さらに、司法試験予備試験の短答式試験でも7割は取れるようになります。
それではまた。
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初学者は論文を書く前にまず「司法試験予備試験 論文式で合格答案を書く方法」を読むのがおすすめです
「予備校の入門講座が一通り終わったのでいざ論文を書いてみようと思ったけど全然書けない。」
「論文の設問を読んでなんとなく結論はわかるんだけど、どういう順番で文章を書いていけばいいのかさっぱりわからない。」
初学者あるあるですよね。
わたしも入門講座終了後にはりきって論文を書こうと思ったのですが全然書けなくてショックだったのを覚えています。
今ではそこそこ論文を書くことができますが、実際に論文を書けるようになるまで色々と試行錯誤しました。
片っ端から論証を暗記しようとしてみたり、過去問の模範解答などをたくさん写経してみたり…。
これらは無駄なことではなかったと思いますが、試験に合格するという観点から考えると効率が悪かったなと今では思います。
初学者の方が論文を書けるようになるためには、まずは答案の型を理解して、その型を使ってひたすら論文の過去問などの問題集を解いていくのが1番の近道だと思います。
答案の型を理解するためにおすすめなのが「司法試験予備試験 論文式で合格答案を書く方法」という本です。
こちらの本は資格スクエアの鬼頭先生の書籍です。
この本の目次は以下のとおりです。
第1章 論文式試験の点数戦略
第2章 論文勉強のよくある間違い
第3章 論文を書く前提としての必須知識
第4章 誰でも論文が書けるようになる9ステップ
第5章 上三法における答案の型
第6章 本番で評価される答案、評価されない答案
第7章 本番に向けた勉強法
もう少し詳しく本の内容が知りたいという方のために、簡単にではありますが各章についてレビューしていきます。
第1章 論文式試験の点数戦略
第1章では、論文試験とはどういった試験なのかということが書かれています。
たとえば、論文試験で書く文字数の目安や論文試験に合格するために必要な点数について書かれています。
わたしも「論文って何文字くらい書けばいいの?」と悩んだ経験があるので、この本を初学者のときに読みたかったです。
第2章 論文勉強のよくある間違い
第2章では、受験生からの論文に関するよくある質問に答える形式で論文の勉強法について解説しています。
受験生からよくある質問に答えてくれているので、この章を読めばあなたの論文に関する悩みも解決するかもしれませんね。
個人的におすすめなのは、「いつまでたっても論文が書けない」という質問に答えている部分です。
同様の悩みを抱えている方は1度読んでみることをおすすめします。
第3章 論文を書く前提としての必須知識
第3章では、論文を書くにあたって覚えておくべき(理解しておくべき)知識について解説しています。
たとえば、法律論文を書くにあたって必須となる法的三段論法や論証、答案構成について書かれています。
わたしが初学者のとき、答案構成をするのが苦手で、ほぼ答案なんじゃないかと思うくらい長い答案構成を書いたりしていました。
当時のわたしのように、答案構成のやり方がよくわからないという人には参考になると思います。
他にも、「論証って長く書いた方がいいの?それとも短く書いた方がいいの?」という悩みにも答えてくれているので初学者以外の方にも参考になるのではないでしょうか。
第4章 誰でも論文が書けるようになる9ステップ
第4章は、章のタイトルのとおりですが、誰でも論文が書けるようになる方法について解説しています。
論文が全然書けなくて苦手意識のある方は、この章に書かれている「論文は穴埋め問題に変えよ」という項目を読むと論文に対する苦手意識がやわらぐかもしれません。
第5章 上三法における答案の型
第5章では、上三法(憲法、民法、刑法)の事例問題を用いて、問題を検討するプロセスを解説しています。
憲法、民法、刑法それぞれの答案の型について書かれているので、この章を読めばどういう順番で答案を書いていけばいいのかが理解できるようになります。
問題集などの参考答案を読むときにこの答案の型に沿って読むと答案の思考過程をたどりやすくなります。
答案の型が身につくと参考答案をより理解しやすくなるので、答案の型はなるべく早い段階で習得しておいたほうがいいですよ。
第6章 本番で評価される答案、評価されない答案
第6章では、採点実感をもとに、どういう答案が評価され、またはどういう答案が評価されないのか解説しています。
論文を書き上げるのが精一杯という初学者には関係ない話だと思われるかもしれませんが、どういう答案は評価されないのか初学者のうちから知っておくのは重要です。
それを知らずに評価されない答案を書いてしまう癖がついてしまっては大変ですからね。
「こういう答案を書くと評価されないんだな」ということを頭の片隅にでもおいておけば、そのような答案を書いてしまうリスクを多少なりとも減らすことができると思います。
ですので、初学者の方は軽く読む程度でもいいので一読してみてくださいね。
第7章 本番に向けた勉強法
第7章では、本番の論文試験までにどのようにして論文の勉強をしていけばいいのかということを解説しています。
この章にも書かれていますが、論文の勉強はやはり「過去問を解くこと」ですね。
過去問に取り組む方法が書かれているので、どうやって過去問をこなしていけばいいのかわからないという方はぜひ参考にしてみてください。
以上が各章の内容についてのレビューになります。
少しでも初学者の方の参考になれば幸いです。
短答式試験のおすすめの書籍について知りたい方はこちらの記事をどうぞ→「司法試験予備試験 短答式に最速合格する方法」は初学者におすすめの書籍です - 司法試験予備試験に合格するまでの道のり
それではまた。
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